患者さまがあってわたしが存在する

私は看護師として勤務するようになり、健康に対しての意識が日々高くなります。
看護師として、日々患者さん達をみるのもあるのですが、その中で私自身看護師なのに病気になっていたら、病気の人達を看護するのはおかしいのではと思うようになりました。もちろん、人間ですから同じように風邪も引き、怪我もしてしまうのは当然なのですが、細心の注意をする事で最低限のレベルには抑えられることなのですから、看護師としてまずは自分自身がしっかりとしなければいけないと感じるようになりました。
風邪を引いて患者さんと向き合えばどちらが看護しようとしているのかわからない状況ですよね。そんな感覚にとらわれてしまい、自分自身しっかりとして、患者さんに笑われないような看護師にならなければと思うのです。患者さん達は看護を必要としているわけですから、私がまずは患者さん達の見本にもなれるような立場を作らなければいけないのも事実です。

健康と言うことに無頓着だった私が、この仕事をはじめてからというもの、健康の為に、健康の維持・増進の為に何が必要なのかなど調べたり勉強するようにもなりました。ちっぽけな知識であっても、患者さん達に話すと知らない事であったりと、少しでも役に立つのなら幸いです。今後も自分自身がしっかりと健康に対して高い意識を持ち続け、維持・増進を計りながらも、患者さん達のお手本となり少しでも手伝いが出来るようになればと感じています。

職場では、「患者さんがいて、わたしが存在するのだ」と実感する場面が度々訪れます。看護師になってよかったと心から思います。